海外赴任ってどうなの?

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海外赴任について、皆様は”海外赴任”と聞くとどのような印象がありますか?

異国の地で働いてみたい!!海外の文化に触れて、世界中の人とコミュニケーションとりたい!!!とポジティブな考えを持っている人もいれば

海外への転勤なんて絶対したくない。海外赴任の辞令がでたんだけど、転職しようかな~?と思う人もいるのではないでしょうか?

私は現在メキシコに、任期3年で赴任しております。私自身、海外への思いが強かったわけでもなく、自己紹介の際に少し語らせて頂いたのですが、正直、海外赴任することにネガティブな感情をもっていました。

本日は海外赴任について、当時の私の心境や現在の私の環境から、メリットデメリットを紹介したいとおもいます。

海外赴任の宣告をされたときの心境について

私は結婚2年目で家を建てた翌月に、海外赴任の宣告をされました。当時の心境としては、建てたばかりの家に住めなくなるというのと、海外赴任での業務が、激務ということを噂で聞いていたので絶望感しかありませんでした。

また何より、新しいコミュニティの中でやっていかなければならない、というのが凄く億劫で、海外赴任となると日本人コミュニティの中で頻繁に飲みにケーションを行ったり、休日もトラブルがあれば呼び出されるとのことで、正直プライベートは無いと考えた方が良いと前任者から言われていました。

私の会社では海外赴任の内示を赴任の3か月前に行うというルールがあり、内示を受けてから正直毎日が憂鬱でした。

サラリーマンである以上、業務命令は絶対。また、拒否をするのであれば、転職を考えるしかなかったのですが、新築を建てたばかりで、住宅ローンもあり。嫁や親と同居の為、家族を守る選択をしなければなりませんでした。

そんなこんなで嫌々赴任することが決まりました。

赴任してからの心境について

まあ、辞令が出てしまったから仕方ないと思い一つ自分の中の目標を決めました

「郷に入れば郷に従え」

これを意識して、生活しようと思い、海外生活がスタートしました。文化の違い、言語の壁(お恥ずかしいことにメキシコはスペイン語になるのですが一切喋れません!英語も喋れません!)もあり、仕事し辛い場面も多々ありました。また、日本の三六協定の対象にはならないので、朝まで仕事したりもしました。

飲みにケーションもたくさんありました。そんな生活を過ごしていく中で、赴任して現在半年になるのですが、少し心境に変化がありました。

現地の人間と仕事を終わらせたときの達成感を味わったり、現地のメンバーから脱リマンさん飲み行こうよ!!(スペイン語)と誘われたり、現地メンバーと一緒に仕事をしていく中で、もっとみんなと喋りたい!仕事したい!と思うようになりました。

勿論日本に帰れますよーと言われたら秒で帰りますけど(笑)

またAMAZONとかも使用できたりして、これがまた意外にも思ったよりは確実に生活には苦労しません。そんな生活を過ごした半年があっという間で、少し良いところ、悪いところも分かってきました。

海外赴任のメリットとは

まずは良いところから紹介していきます

海外で勤務するメリット

 

  • 海外赴任手当が付き給料が良い(企業差あり)
  • 一度切りの人生で普通では体験できないことが体験できる
  • 異国の文化に触れられる
  • 外国語に慣れる(私の場合まだ喋れないですがヒアリングはできるようになりました)
  • 日本からだと旅行代が高いところへも安価で行ける
  • 出世の道が開く(企業差あり)
  • 他部署とのコネクションができる
  • 役職につく(企業差あり)
  • 現地の美味しい物が食べられる(飲める)
  • 外国後を覚えれば副業の幅も広がる。Youtube等つかってその言葉を日本人向けに教えたり、逆に日本語を外国人へ教えたり。
  • 日本へ帰国したときに、免税で物が買える
  • メキシコのような国だと日本円で少し小金持ちになれる

 

等々たくさんメリットはあります。

海外勤務のデメリットについて

 

  • 日本で持っていた趣味が出来なくなることが多い
  • 仕事が激務(三六協定に該当しない等)
  • 家族に会えない(単身赴任の場合)
  • 家族と連絡がつきにくい(単身赴任且つ時差がある国)
  • インターネットが遅い
  • 帰りてえという口癖が増える(私の場合)
  • 病院に気軽に行けない(保険の通訳サービスというものもあるので、本当に困ったら行けるのですが、日本ほど気軽には行けません)
  • 友達に会えない

 

等です。

 

デメリットよりもメリットで得るものが多い

赴任前はネガティブなことばかり考えてしまって毎日憂鬱だったのですが、赴任してしまえば慣れるもので、苦痛感はなくなりました。

また、私の場合、たかだか3年の赴任です。中学や高校時代思い返してみると、あっという間だったじゃないですか?そう考えると、この3年を嫌がって転職して、給料が下がったり人間関係が前職の方が良かったと後悔したりするならば、3年自分を磨くという意味でも赴任して良かったんじゃないかな?って思っています

嫌なことなんて沢山ありますけど、それを上回るくらい良い事、プラスになることを吸収すれば赴任なんてあっという間じゃないかなって思います。

海外赴任、海外転勤の話が自分に来たら

あなたは、海外赴任したいですか?それとも嫌で転職を考えていますか?

あなたが思っている以上に嫌なこともあれば、良い事も沢山あります。

それは日本に居ても同じですが、人生一度きり、海外赴任して、自分のスキルが上がれば副業もできるし、転職もできるし。

海外で働くことに関してポジティブに考えているならば、絶対赴任した方が良いです。ネガティブな考えの人は、上記で述べたメリットデメリットを見て、自分にとって赴任はプラスなのかを考えてみては如何でしょうか?

どうしても嫌で死にたくなってしまうようであれば、それは転職した方が絶対良いですから。少しでも私と同じ心境になった方々へ届いてくれればと祈っております。

海外赴任時に役立つアイテム

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